前作で関西大会出場を決めて、その後全国に出場できるかが気になるところだったが、本作の冒頭でいきなり全国出場が決まる。アニメの総集編ということで関西大会まではごっそりカットされていたのだろう。
ということでストーリーは全国大会までとその間に繰り広げられる退部危機である。
前作で目立っていたキャラクターがなかなか目立っていなかったり、モブキャラが多かったりしたが、逆に久美子とあすかの2人がWキャストのような形で軸に展開する。
そのためストーリーは非常に分かりやすく、2人それぞれの視点から描かれたりするので感情移入がしやすい。
全国大会では自由曲をおそらくノーカットで演奏してくれる贅沢さ。府大会のときとはまた違った印象を受ける。
感動ものの作品。京都アニメーションはこういう作品を作るのが本当にうまいなあ。
