このレビューはネタバレを含みます
序盤のイマイチ煮え切らないというか、スカッとしないドロドロした部活内外の人間関係が続くパートを見て「ああ、この感覚がすごいユーフォっぽい……」と思い出すところから始まり(この辺のモゴモゴっとした、内にこもったような感じの声を出す黒沢ともよの演技が凄く好き)、中盤以降はそれらを全て巻き返すかのようなあすか先輩と久美子の掛け合いでグイグイ引き込まれた。
久美子の勢いも凄いんだけど、結局あすか先輩は自分の力で模試と部活の両立を勝ち取るんだよなー。最後まであすか先輩は自分の力で、人に頼らず「先輩らしい」まま卒業していく。でも模試の結果が出る寸前では久美子にあそこまで強く言われると、さすがの先輩でも本心を出さずには居られないんだよね。あの外廊下の掛け合いのシーンを切り取って何回も繰り返し眺めたい。
ところで最後の予告必要だった……?