ろく

ドラゴンへの道のろくのレビュー・感想・評価

ドラゴンへの道(1972年製作の映画)
4.0
これまで見たブルース・リー主演作の中では一番面白かった。
まずリー演じる主人公タン・ロンの性格が良い。
普段は若干天然というか無神経というか茶目っ気があってなんかかわいいのに、闘いになると一気にスイッチが切り替わるのが良い。
シナリオも緩急があって、ゆる〜く力を抜いて笑えるところもあれば、手に汗握るアクションもある。
前半はたまにカメラが仕事をしていない(絶妙にピントが合っていなかったり、そこは合わせなきゃダメだろというところで画角が曲がっていたり)時もあるが、後半はしっかりしていた…もしくは話の盛り上がりもあってか気付かなかったか。
なによりリーの完璧な肉体美がヤバイ。世の中の男が騒ぐはずですわ。
あと攻撃が容赦ない。
少ない手数で可能な限り相手の急所を突いてる。的確すぎてこわい。
そしてノラ・ミャオがかわいい…美人…お人形さんか…?

残念だったのは今回見たのが英語吹き替え版だったこと。
調べたところ日本初公開時は英語吹き替え版であり、こちらのバージョンの方がレアらしいのですが。
あの有名な「おまいはタンロンか」が聞けなかったのでもう一度見なければ…!!
ろく

ろく