モード・ルイスという画家を知らなかった。最初、見た時はアンリ・ルソーの絵に似ているな……と思った程度だった。
映画の中に出てくる人物は何人かいるけど
主に夫婦の二人だけ。
サリー・ホーキンスもイーサン・ホークも良い俳優だなあ。
サリーの目の演技が上手かった!
上目使いで相手の機嫌を図るような、瞬きを繰り返して感情を表しているような。
イーサンの石頭でわがままで偏屈な男が
上手かった。
ずっと この性格は変わらなかったけど
だんだんと二人の関係が柔らかくなったのが 荷車のシーン。
足が悪い女のために荷車に乗せるのだが
最初は後ろ向きに乗せ、次は向かい合って
乗っていた。このシーンが好き。