怒髪猫なんじゃった

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイスの怒髪猫なんじゃったのレビュー・感想・評価

3.8
実話です・・カナダ🇨🇦の片田舎で生涯を暮らした貧しい夫婦、でも本当は幸せだったかも・・そんな事を考えさせる🎬です。


リュウマチを患い不自由な身体の主人公の女性と孤児院で育った学の無いガサツな男が、ある経緯で一緒に暮らしだして、やがて夫婦になり共に歩んでいく物語です。


雪深い田舎、掘っ建て小屋の様な住居、粗末な家具、貧しい生活・・観ているだけで辛くなる。

主人公は最初は家政婦として男に雇われる・・家畜以下と蔑まれながらも、絵に没頭する。


イーサン・ホークとサリー・ホーキンスの演技は凄過ぎる‼︎


やがて時は過ぎ・・結婚した二人がダンスをするように抱き合うシーン・・「今日だけだぞ・・」

『一組の古い靴下、片方は伸びてヨレヨレ、もう片方は穴だらけ色も灰色で・・』
・・・・・
『あなたは真っ白なコットン、じゃあお前はロイヤルブルーだ、それかカナリア色・・』


ハッピーエンドとは程遠いかもしれません・・でも・・本当に幸せだったかは当人同士が決める事です。