かもめ

トウメイの壁のかもめのレビュー・感想・評価

トウメイの壁(2016年製作の映画)
3.1
夜空と交差する森の上映会で鑑賞(ちなみにメインは「セッション」)。

正直、「言いたいことはわかるけど、私にはわからない話」感が強かった。
理解力以前に、もしかしたら、そこをつつかれたくないという本能的な自己防衛だったのかもしれない。

素晴らしいのは、リアリティさ。
怪しげなウォーターサーバーを売り付けられる場面や、助けようとした身障者に疎まれるという状況。あるあるネタとまでは言わないけど、いつかどこかで自分や誰かが遭遇しそう、または遭遇してきたシチュエーションとそれを再現する演者たちには、ざわざわするものがありました。

先日CMでさわやかな彼を見かけましたが、もう底意地の悪い肢体不自由者にしか見えない…(-公- ;)
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