潜入捜査ものではあるが、刑務所の囚人が外の世界で犯罪を起こすので、取り締まりが不可能という異常な状況。
そこに元警官が潜入してくることで、警戒はするが、その人物を取り込んで更なる犯罪をという展開。
刑務所自体を囚人の首領が牛耳っていて、思いのままというのは目新しい。
当然刑務所内での縄張り争いもあるが、何とか首領のイクホに取り入ろうと、ユゴンは血で血を争う場に入っていく。
久々にハン・ソッキュを見たが、いい感じに年を取っていて、完璧なる悪として刑務所を蹂躙している存在感。
中盤にある暴行シーンでは目玉をえぐり出すという強烈描写が。
ラストも解決はするが、それが単なるハッピーエンドとはならない辺りもよく出来ている。