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ありふれた悪事の4nobuのレビュー・感想・評価

ありふれた悪事(2017年製作の映画)
3.5
多くの韓国映画でありがちなモラルを無視した血みどろエログロかと思いきや終盤は体制に抗う国民の話になっていて、意外と社会性のある感じ。
チェ室長の非情で残酷な行動に怒りの感情が湧きますが彼自身も韓国の社会にとって1つの駒に過ぎず役割をこなしているだけであって「原則と信念をもって黙々と働きます」と言うセリフ通りもう既にそこから抜け出せない閉塞感を感じた。
主人公は因果応報かもしれないが何ともやるせない悲しいストーリーだった。
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