ありふれた悪事の作品情報・感想・評価

「ありふれた悪事」に投稿された感想・評価

連続殺人犯を冤罪逮捕した刑事が政治的に利用されてそれを嗅ぎつけた記者共に追い詰められていくお話

「腹のなかにある真っ黒なものは煙と吐き出す」
1987年の韓国が舞台ということで、ソウルオリンピックの前年まで映画で描かれているような独裁政治や理不尽な冤罪が当たり前の社会だったという事実にまず驚き。
韓国って民主化されたのはついこないだなんだね。
キム・サンホの演技、相変わらず見事。
前にも見たのに、すっかり忘れて2回目を見てしまった。

本当にありふれた事なのかもしれないが…
Jasminne

Jasminneの感想・評価

3.7
モスクワ国際映画祭主演男優賞受賞も納得のソン・ヒョンジェの熱演であった。
民主主義はどこかの大国からもらうものではなく自ら勝ち取るものであるという国際的コンセンサスがあるからこの映画がモスクワで評価されたのだと思う。
なんのポリシーもないやつが時代の空気だけを嗅ぎとって最後に生き残るあたり、そんなやつがいるのもこの世の常だと思う。
詳細を書けないのが残念至極。書くと誰も見てくれなくなりそうだし、韓国の民主化闘争をあげつらう人間がたくさんいるこの国では作者の意図が未見の人にどれだけ通じるかわからない。
チャン・ヒョクはこれからも悪党役を続けてほしい。似合うよ、悪党役。
kojiメン

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2.7
韓国警察官が汚職を働き、家族を守るはずが、裏目に出て、素に戻るが、時遅しのストーリー。
でも内容良かった。
GoMaeda

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3.0
韓国映画らしい、
これでもかくらいの不幸の連鎖。
重い(●´ω`●)
yy22

yy22の感想・評価

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2018 WOWOW
『その国で"普通の人"は正義に殺される』
1987年、軍事政権末期の韓国。連続殺人事件の捜査に当たるが、情報機関の依頼で犯人逮捕を捏造させられた平凡な刑事の運命をヘビーに描く、社会派クライムサスペンス。
韓国の国民が厳しく弾圧された時代を舞台にしたフィクションだが、本当にあったかもしれないというリアリティと迫力がたっぷり。徹底的に描くことを通じ、暴走する権力の恐ろしさに迫った。
明月

明月の感想・評価

3.0
全斗煥軍事政権下の国家安全企画部の横暴に、振り回された普通の人々。

世の中は変わらない、と高を括って
庶民を操ろうとした時代。
流されながら、自分を押し殺して生きようとして、息詰まる。

30年後に勝ち取った無罪は、
何を意味しているだろうか?
bim2

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3.8
生活苦しいときは何となく流れてもらうもの、もらってしまいますよね。断ると左遷されますし。
こども

こどもの感想・評価

4.3
30年前の韓国は常識が通用しない国だったんだね。メチャクチャにゲスいクズ国家。国のためという大義名分で当たり前がぶっ殺され、それが「正義」と称される。ちょっと想像を絶するカスさで引いた。

こんな汚い悪事にまみれた国が立ち直ることが出来たのは、こんなにも絶望的にゲスいクソ状況になっても、「普通」の感覚を忘れなかった人達がいたからだと思う。
悪に染まっちゃえば楽だったろうに。妥協して楽に、悪く生きる道もきっとあった。そうならずに、10年後20年後30年後の社会の為に、正しく信念を持ち続け立ち上がった人達がいた事を知った。
それと同時に、私がいま「普通」の感覚を持てているということが、当たり前に「普通」なことではないんだなということも知った。

私も真っ直ぐに生きたい。
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