危うく見逃すところだった。
アンヌ・ヴィアゼムスキー目線の男と女の映画だった。カノジョの自伝的小説の映画化。
そっかー、ルイ・ガレル出るのかー。え?!誰?!てなります。
カツラなの?ガン見しちゃいます。でも、これ、コメディでもあるから、いいんですそれで。ルイご自身はゴダールを崇拝してるので、とても演じられないと思っていたみたい。
パリ、5月革命、若者に罵倒されても若者の支持者であり続けたゴダールを描いていたのは、監督のゴダール愛ですかね、アンヌ目線でみると、とにかくどうしようもない勝手な天才。。ゴダールの弱さが好感持てた。
それにしてもフランス人とは、討論好きな人種。カンヌからパリに帰る車の中で、映画とは…みたいになるシーンがあり、笑えました。疲れるよ、毎日があんなだと。
他にもゴダール映画の中でよく見かける朝食のシーン。若い頃から憧れたんだよな、カリカリのバゲットにバターやジャムのタルティーヌ、カフェオレカップで飲むコーヒー。朝食シーン何度もあったのは、オマージュかな。
アンヌ役のステイシー・マーティンも可愛かった。
フランス映画の好きが詰まっていた。