随分評判が悪いようですが、僕は演出とか嫌いじゃないです。ルイ・ギャレルはゴダールにしか見えないし、ステイシー・マーティンは可愛すぎる。
ただやっぱり思ったのは、これ映画作る意味あったのかってこと。ゴダールの人柄とか人間関係は、ゴダールの映画に滲み出ているので、ゴダールの映画を観れば、この映画で描かれているようなことは分かる。アザナヴィシウスは何が描きたいのか?ゴダールの真似したいだけですか?
まあ『ウイークエンド』風の演出とか面白かったけど、なんだかなあ…
革命を続けるか、映画を撮るか、この二者択一って人生そのものだし、恋愛そのものでもあると思う。僕はゴダールと考え方が似てるから(無能だけど)結構共感できる部分も多く、付き合ってからすぐ別れることを予期してるくらい、ネガティヴだとこの映画観てうんうんって思うことも多い。
人によって好き嫌いの分かれる映画ではあると思う。