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グッバイ・ゴダール!のwhitelilyのレビュー・感想・評価

グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)
3.1
ジャン=リュック・ゴダール。名前こそ知っているもののゴダール作品を全く観ていない自分にとってはタイトル出されてもさっぱり??で、作品に触れる機会があったらもっと興味深く観れたのかなという印象。
ただパリの政治革命が激化していく中、映画人でありながら革命家へと傾倒していくゴダールの持論は理解出来なくもない。確かに映画は夢のあるもの、面白いものが好き!というのも理解出来るけれど…自分自身年を重ねる度にただ面白い、だけでは満足できなくなってきている側面も。やはり政治的・社会的なものを映画作品として観れることは学びにもなって有難い、と思うからこそのぉ~〜〜理解出来なくもないんだけど~~~!!!!ゴダールさん、ちょっと人でなし(^^;)横でひたすらじっと耐えてるアンヌの姿にハラハラ。
偏屈で居丈高で…疑り深くなっていくゴダールに…よくぞここまで尽くしたなとアンヌの半生に拍手。やはり天才は理解され難いのか。凡庸じゃないという意味では変人だけど、そんな天才に10代で出会ってしまったら、魅力的に感じるのも分かる気がする〜笑
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