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曽根崎心中のtk33220のレビュー・感想・評価

曽根崎心中(1978年製作の映画)
4.0
『大地の子守歌』同様に過剰さを徹底していくことで、えも言われぬ感動が画面から押し寄せてくるのが異常。橋本功を罵る梶芽衣子の脚をすがるように撫でる宇崎竜童が素晴らしい。というかここまでの卑劣漢・畜生を演じ切った橋本功が出てくるシークエンスのどれもが馬鹿馬鹿しく、彼が一転窮地に立たされる場面で井川比佐志がのれんをかき分けて出てくるショットには笑ってしまった。
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