再見。
溝口や篠田の文楽ガチ勢に対し、世話物などというものは要は俗なメロドラマであって、加えてエログロでもバイオレンスでもあるとした増村。とにかく粘着質。お初ってもっとおしとやかなのでは、と誰もが…
梶芽衣子、キツめ美女でめちゃくちゃ強そうなのに愛のためなら命を投げ打ちかねない苛烈なメンヘラ味が溢れててサイコウ
愛のために死ねる時代
心中した後で誤解が解けてあぁ、、手遅れ、、ってなるのはもはや…
このテンション!この勢い!この大袈裟さ!この力のいれっぱなしっぷり!こういうのが好きなんだよこういうのが!
増村保造演出と梶芽衣子というありそうでなかったエキセントリックスパーク具合がたまらん
笑顔…
ヒロインの梶芽衣子の被虐度とぐちゃぐちゃしたムードが増村保造らしい趣向。かつての溝口健二の『近松物語』のような品格・風格はもはや皆無と言っていい。
歌手の宇崎竜童も決して大根ではなく割と「演技」し…
ずっと徳兵衛のことを松田優作やと思ってた
なんて熱苦しい宇崎竜童みたいな演技してるなと思ってた
エンドロール見たら宇崎竜童やった
九平次が今のイメージとは全く違う橋爪功だし 見終わってからもサ…
梶芽衣子、美しいのは勿論、滑舌よく表情キマりすぎ。宇崎竜童、殆ど台詞が棒読みなのだが、熱血な感じが出ているのは良い。二人の演技がわかりやすいお陰で物語に入り込みやすく、それでいて増村保造持ち味の粘っ…
>>続きを読む