『国宝』に出てきた曽根崎心中観てみた
大見得を切るような大袈裟なリアクションをする九平次とお初の演技力が光る一方で
、絶妙な棒読みを見せる徳兵衛に映像を見せずに台詞でプロットを話しがちな台詞回しや場…
覚悟を決めた人間はこんな表情をするのか、と思わせるほど常に目に力の入ったお初が素晴らしい
愛した男のことなら語気も思想も強く、極端に振り切れてしまっているがまさに強い女
縁の下に隠れた徳兵衛の情け…
大袈裟すぎる芝居や台詞での過剰な心理説明、これでもかと言わんばかりのくどさがいつしかクセになってくる。もはや笑うしかない橋本功の怪演、ミスマッチとしか思えない音楽、何もかも違和感だらけなのに最後はし…
>>続きを読む率直に言って本作に良いところがまったく見つけられない。まずしゃべりすぎてくどい。ひとつひとつの会話が長いわりにテンポも遅く、いつまで続くのか?と3回ほど思った。脚本が不味いんだろうなあ。悪役が絵に描…
>>続きを読む別に当て擦りをしたいワケじゃあないが、火属性の女というならば本作の梶芽衣子の域まで突き抜けてみろと思うのだ。増村が描く女はいつだってマグマの如き煮え滾る自我で予想を超えてくる。規範の倫理やシステムに…
>>続きを読む梶芽衣子は流石に綺麗だけど、あの調子がずっと続いてて見てて疲れましたね。途中『早よ◯ね!』と思ってしまいました笑
宇崎の大根さとかグッダグダの長回しとか正直全然好きじゃないのだけれど、久兵衛の金玉…
本作は過去と現代が交互に配置された興味深い構造だが、画面上の構成は至って単純である。
原則として話者は右に配置され、心情や状況の変化が発生するとその原則が打破される。
お初は徳兵衛と共にいる時は右…
「国宝」で歌舞伎の演目として出てくるので興味が出て観てみた。
展開が面白すぎるしものすごく悔しくて切ない話しだ。「国宝」にも重要なシーンである茶屋で徳兵衛がお初の足をさするところ、こうゆうシーンだっ…