このレビューはネタバレを含みます
タイムパラドクスホラー
25年前に夫と息子(失踪)を殺した犯人だと思われ逮捕されていた母親。
その母親と、囚人のケアをしている神父が、事件の真実を追い求める話。
いくつもの時間軸が交差するため、若干のわかりにくさはあるけれど、後半にタイムパラドクス物と明かされた後見返すと、スッキリする。
弟だけを可愛がる父親が最後まで嫌なタイプで兄であるヒョジェに終始キツく当たっているが、対してヒョジェはずっと純真ないい子だったので、余計に父親の嫌な部分が目立っていた気がする。
劇中では語られなかったけれど、ヒョジェは心臓病を抱えているのでそれが確執になっていたのかな?
ラストはぐんぐん伏線を回収していくので、時間軸の整理が追いつかない部分はあったけれど面白かった。
神父の正体も最後明かされ、なるほど!という感じです。
韓国ホラーは親子愛をベースに描かれるものが多い印象だけど、それでも安定して面白いものが多いかも。