「モーリタニアン 黒塗りの記録」で凄く印象に残ったタハール・ラヒムを追っての鑑賞。(のんchanさんに感謝)
原題に入っている〜VIVANT〜、最近観たドラマのタイトル、遅い検索だけど、フランス語で「生きている」という意味。
映画の原題のRéparer les vivantsを翻訳すると〜暮らしを直す〜ときた。ほぅほぅ🤔
ちなみに本作の原作は「The Heart」
原題もいいけれど、今回の邦題は作品の重みを感じ取れるのでとても良い邦題だと思った。
サーフィン好きの男の子が交通事故で脳死してしまう。その一つの生命にまつわる家族や医者、心臓移植のコーディネーターやレシピエントとその家族を描いた、朝が来るまでの物語。
現実味をヒシヒシと感じるドラマを映しながら、それぞれの心を丁寧に描いた良作。ドラマチック過ぎないのが、非常に良い。フランス作品だというのが良い意味でハマってる。
どの立場の人の感情も余韻が残る。
悲しみと希望がそこにはある。
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真冬でもサーフィンをする程のサーフィン好きを波のシーンで投影させるのがセンチメンタルで好きだった。