まりん

ポリーナ、私を踊るのまりんのネタバレレビュー・内容・結末

ポリーナ、私を踊る(2016年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

印象的なのは、ボリショイバレエ団に合格する位の実力を持ち、真摯に打ち込んできたポリーナが、若者たちのストリートダンスを前に私何てダメよ・・・と臆する所。
ずっとストイックに生きて来て、挫折し堕ちた‥と言える状態の中で、それを全部取り込んでダンスの振り付けに仕上げてしまう才能。
少女の頃から一目置かれていたのよね。厳しくされたのは、期待されていたからよね

古典的なバレエは昔から良く見に連れて行かれていたけど、詳しくは無いので、コンテンポラリーダンスの立ち位置が分からないけれど、知り合いの米国人ミュージカルダンサーから、あんな感じのダンスをしている動画を延々と見せられたことが有る。
アレもそうなのかな。

最初バレエを踊りながらポリーナはずっと仏頂面だった。
帰り道自由に踊っていた時の楽しそうな笑顔は、ダンス中には決して見せなかった。
だけど、振り付けを作り上げていく作業中は、とても楽しそうで、幸せそうだったわ。
まりん

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