グレアムの手紙

悪党のグレアムの手紙のレビュー・感想・評価

悪党(1965年製作の映画)
5.0
最後ムッチャ怖いww
けど、もうブルブル来て泣いちゃった
本当に、こんな独創的な作家いないな。

この人の映画は真実そのものに直接触れてるみたいな感触がある。多分、裸の島で気づいちゃったんだな。裸の島は詩的だったしメタファーみたいな撮り方もあったけど、もうこの作品では"マジのもの"しか撮ってない。失敗も成功も善も悪も絶望も希望も、そして死も生も描いてない。リアリズムでもない。これなんなん?恐ろしや。いや普通に怖かった。