2025.01.26
監督.脚本:新藤兼人
原作:谷崎潤一郎(顔世)
出演乙羽信子(侍従)
岸田今日子(顔世)
小沢栄太郎(武蔵守高師直)
木村功(塩冶判官高貞)
殿山泰司(山城守宗…
谷崎潤一郎 原作作品 「顔世」
新藤兼人 脚本、監督作品
悪党が大いに蜂起した十四世紀
乱世の雄、高師直(小沢栄太郎)は足利将軍の執事として世に権勢を誇っていた
ある日、師直は侍従(音…
新藤兼人監督『悪党』(1965)
多勢に無勢、それでも悪き権力によっては決して奪われなかった魂。
説明的な長台詞が多用されるが、
役者の迫真性によって最もらしいリアリズムをうんでいる。
やはり…
新藤兼人監督作品。前半30分ぐらいがテンポがあまり良い方ではなくて、寝かかったりしたけど、全体的に面白い作品だった。ラスト怖かった笑 ホラーだわ笑
侍従と師直の2人で、師直が覗き見しに行くシーンがな…
【1965年キネマ旬報日本映画ベストテン 第9位】
新藤兼人が谷崎潤一郎『顔世』を原作に書き上げた作品。高師直を小沢栄太郎、侍従を乙羽信子、師直が思いを寄せる顔世に岸田今日子が演じている。
乱世の…
勝手に岸田今日子祭り。ツタヤの新藤兼人コーナーでお目当てのコレ借りれた。ビバ、TSUTAYA浅草ROX店。
タイトルの「悪党」とは足利尊氏の側近として権力を握っていた高師直(小沢栄太郎)のこと。侍…
乱世時代の処世術を各人各様問われる映画。室町時代〜南北町時代、足利尊氏の重鎮高師直(こうのもろなお)が塩路判官の妻に横恋慕しとたとい
う太平記の記述を題材に時の権力者の傍若無人ぶりに翻弄される人たち…
莫大な権力を握った高師直の滑稽な実態を短い窃視ショットで描く冒頭から素晴らしい。教養も作法もなく人妻の尻を追いかけるばかりの田舎侍だったが、「権力者」として一声発するだけで生首がいくつも並ぶ衝撃…「…
>>続きを読む