グレアムさんの映画レビュー・感想・評価

グレアム

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未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

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全体主義社会が狂っているのか、それとも桃源郷の夢に囚われた自分が狂っているのか分からない。そんな主人公の行く手を恐ろしい現実が阻んでいるのか、それとも強迫観念が彼に恐ろしい幻影を見せているのか、最後に>>続きを読む

ジャバーウォッキー(1977年製作の映画)

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ダレンシャンを読み、The Cureを聴き、テリーギリアムを観て、シコって寝ろ!ブリカスの夢を見ろ

ファンタスティック・ビーストと動物の歴史(2022年製作の映画)

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「スリザリンはダメ!スリザリンはダメ!」

「そうかスリザリンは嫌か、ならばむしろ...アズカバン‼︎」

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

5.0

前半は乗せられるがままにただついて行く感じだったが、後半は前のめりに。期待を超える面白さだった。

昨日までハリーポッターシリーズを見直してきたなかで、1つ気になることがあった。闇に傾倒する魔法使いが
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ハリー・ポッターと魔法の歴史(2017年製作の映画)

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世界中に残る魔術や超能力の痕跡をハリーポッターの魔法世界と照らしながら原作者ローリングと辿るドキュメンタリー。ハリーポッターのテーマの一つは「喪失」だと彼女は言う。物語の構想を練っていた頃に母を失った>>続きを読む

ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

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3→4→5→6→7→1→2という順番で見返して、遂に最後の秘密の部屋に到着。魔法界に根強く残る選民思想と階級意識を下敷きに、自分が背負ってしまったヴォルデモート的な闇の部分に目覚めていくハリーの成長を>>続きを読む

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

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自分は90年代後半生まれのハリーポッター直撃世代だけど、2023年に豊島園跡地にハリーポッターのテーマパークが出来た時は驚いた。世界観を引き継いだ関連作品が出てることは知っていたけど、そこまで人気が続>>続きを読む

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

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世界的人気を誇るハリーポッターシリーズのエンディングと言えば、年度末パーティーで優勝寮が発表され、祝杯を挙げる大円団で幕を閉じる印象が強いが、このグランドフィナーレに祝祭感はない。ダークでシリアスなシ>>続きを読む

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

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闇の魔法使いたちが復権し、恐怖で麻痺した魔法界が、テクノクラート(技術官僚主義体制)っぽく描かれているのが面白い。そんな「悪の凡庸さ」が蔓延るディストピアな全体主義の世界で、悪の帝王ボルデモートに立ち>>続きを読む

ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

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プリの謎ンス、公開当時小6
いちいちキスするのが気持ち悪かった

こっから最後3作は、スネイプのカルマ解消までの伏線を張り巡らす作業が軸

ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

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UNEXTにあってついつい見てしまったけれど、ハリー役のダニエル、ロン役のルパート、ハーマイオニー役のエマの3人は、改めてもの凄い生き方をしてきたのだなと興味深かった。

この先の人生ずっと世界から役
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

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今作はシリーズで1番好きなキャラが登場するから好きだ。でもそれ以外の印象は薄かった。

ハリーポッター直撃世代の自分としては、ファンタジー・サスペンスな世界観が色濃かった前作「炎のゴブレット」までは幼
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

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ごぼうのホヌレット、公開当時たしか小3

余談だけど、本作の公開当時、セドリック・ディゴリー役のロバート・パティンソンを起用したiPodのCMが街中で流れてたのをよく覚えている。曲はたしかFranz
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キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

4.0

「ギャルこそ正義」な主人公が法曹界でマジに正義をぶっ立ててく最高映画。男はキモいムーブをかました瞬間に即処刑。

21世紀の子どもたち、男子は少林サッカーを、女子はキューティ・ブロンドを見よう!(どち
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レオン(1994年製作の映画)

4.5

THE 名作映画
約15年ぶりの鑑賞

自分を呪いながら心を閉ざして殺し屋として生きるしかなかった誠実な男レオン。悲惨な境遇に置かれながら逞しく愛に生きたい少女マチルダ。激ヤバ薬物キメまくりのクレイジ
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.4

孤独や死を匂わせる思春期特有の陰鬱な感情が、透明感のある独特な表現で描かれている。10代の頃に通らなかったので初めて見た。見てよかった。

意外だったのは、ネットの掲示板、援助交際、いじめ、自殺など、
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