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マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)のmocoのレビュー・感想・評価

3.8
成長期vs偏屈おやじは観ててしんどいんだけど、
立派に育った子供達3人vs偏屈おやじってのは、おっかしかったなー。
人生って言うのはコメディだなと。

国が違えど普遍的。
親との確執って共感できる部分が少なからずあって、
それに、兄弟間のスパイスで爆発力が増すっていう。

会話のテンポがとても良いのでずっと観ていられる。
アダム・サンドラー、ベン・スティラー、エリザベス・マーヴェルの3兄弟、こじらせまくってて痛々しいけど微笑ましい。
ダスティン・ホフマンの偏屈具合、むっっっかつくんだけど芸術家ならではの息子娘への依怙贔屓の天秤具合が分からんでもないんだな、これが。もう、あからさまに表現するから、親としては罪だけど、芸術家には大事な要素のような気もするし。。。

ノア・バームバック監督は”人には見せたくない感情”を魅せるのがホントにお上手。好きだな~。(マリッジ・ストーリー、フランシス・ハ)
こんな人間の憂いを表現する監督の次回作はあの「barbie](笑)
マーゴット・ロビーとライアン・ゴズリング豪華キャスティングで、あの「barbie」がテーマで、ノア脚本!!!どうなるのか滅茶苦茶楽しみじゃんね!ほんとに滅茶苦茶なのかもね!


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大笑いしちゃった
ダスティン・ホフマンの「自分なりの抗議」
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