朝一から鑑賞するにはあまりにも、重くて、辛い作品。でもいくら辛い状況でもあろうと作品を通して貫かれる、「兄弟愛」そして2人の決して諦めない未来への「希望」が見事に表現されている。
名ばかりの児童保護施設で、繰り返される、大人、教師達の虐待はまるでタチの悪い少年院のような有り様。
そして弟役のエルマー君の演技がとにかく素晴らしい。彼の活躍無くしてこの作品は成り立たないだろうと思えるほど。
余談だが、お婆さんらしき方がお孫さんらしき子供達を3人連れて鑑賞されに来ていた。夏休み真っ最中に子供向けの映画が多々ある中で、この作品を選んでご一緒に鑑賞されている事は賞賛に値するのではないか?と勝手に思ってしまった。
暴力描写等はありますが、
こんな作品程現在の子供達やティーンエージャー達に是非観て貰いたい作品。