ツキナシヤバ子

シェイプ・オブ・ウォーターのツキナシヤバ子のネタバレレビュー・内容・結末

1.0

このレビューはネタバレを含みます


卵あげたり
音楽聞かせたり
馴染みのないものにあんなに
前向きな反応を示す生物に向ける愛って
なんだか単純すぎないだろうか
ペットとかそんな感じ
最初は無反応や拒否からはじまるものでは?
それとも彼女は最初からあの生物が自分と同じものを好きだって知っているの?
過去に同じ種族かなんかだったの?
でもそれじゃあ未知のものに対する博愛とゆーテーマにそぐわない
何故だかわからないけど私にはあなたのことがわかるのって言ってくる女ってどうなのどうなの
結局はなんか恋愛ってゆーか
母性なんだよなー
守ってあげる感
デートじゃないんだからカレンダーに予定書き込んじゃダメ!
あの生物には性的要素のないピュアなそして聖なる存在感があるのに
なんかそれが男女の愛と同じ土俵で描かれるからなんか気持ち悪さをかんじてしまう
そしてあの生物の愛情表現が我々と同じだという保証もないじゃない
と思ってしまった
あっ!これは言葉を使う人が言葉に頼った表現に甘えているからなのか
心で感じとらねば!
彼女もあの生物も孤独だって言うけれど
出てくる人みんな孤独だった
そんな中でも助け合いながら
小さな人間関係の中で生きていくのも
悪くなさそうだったけどな
むしろそっちを肯定したい

必死な悪役っていいね
すごい必死だったな
いや〜見事な必死だった
ツキナシヤバ子

ツキナシヤバ子