このレビューはネタバレを含みます
海外版『カッパの恩返し』みたいな🤭
日本だったら絶対アニメ化するだろうプロットを、アメリカが本気で実写化したらこうなった、という感じ。これはこれですごい✨
とても不思議な作品だった。
すごく好きという訳じゃないんだけど、映像がとても綺麗だから見入ってしまった。
バスの窓に叩きつけられた雨粒が、横に横に流れていって、最後にはほかの雨粒と大きなかたまりになるシーンがとても素敵で印象的だった✨
シェイプ・オブ・ウォーター(水の形)
音楽も抜群に良い!
なんか、物騒な謎の生命体なのに、彼女が彼のことを考える時は穏やかで優しい音楽がかかる。
映像が暗めだから、そのギャップが良かった。
結構グロいシーンもあって、「うわ」と思ったけど、それが「彼」にリアリティを持たせているような感じがした。
『千と千尋』みたいに、最後に彼女が自分の生い立ちを思い出すシーンとかあるのかなと期待してたけど、首の傷の理由は謎のままだった…。
あぁ、『パンズ・ラビリンス』の監督なのか。納得!