しろい

シェイプ・オブ・ウォーターのしろいのレビュー・感想・評価

4.0
孤児院で生まれ育ち、発声できない主人公
仕事も、気になっていた人とも上手くいかないゲイの隣人
夫婦関係が上手くいっておらず、仕事中につい不満を漏らしてしまう黒人の同僚
そして、人間の都合で連れてこられたのにも関わらず、研究の餌食にされ、挙句気持ち悪いと揶揄され傷付けられる半魚人

当時の時代背景も相まって、不遇と言える環境の中でも、強く生きる登場人物が非常に魅力的だった。

異形で喋ることができないにも関わらず、お互いの本質に気付いて愛し合う…
"THE SHAPE OF WATER"
水には決まった形がないように、愛の形もそれぞれでひとつひとつが素晴らしいということに気付かされる映画だった。
しろい

しろい