やまびこ

シェイプ・オブ・ウォーターのやまびこのレビュー・感想・評価

3.6
パンズ・ラビリンスと同監督と聞いて、あーーーねすぎる。人間じゃない生物が出てくるのは一緒。

愛の物語、なのか?主人公は自分と同じく話すことができない生物に愛着を持つ。しかしそれは、話せないという共通項ではなく、生物側が言葉を知らない、孤独であるが故に自己投影、都合が良かったのではないか。

愛の物語ならここまで性描写は描かなくてよい気がする。

それは話せないという共通項ではなく、性描写が多く、

障害問題、差別問題や米ソ問題など、アカデミー賞を受賞しそうな釣り針は大きいが、とにかく入れましたみたいなそれそれの繋がりが感じられなくてしっくりこなかった。

自分は没入できなかったので、未知の生物とのラブシーンで、申し訳ないが引いた。どうせならプラトニックであってほしい。中年独身女性主人公が性欲求を純粋な生物を利用して満たしているだけに思えた。
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