TAKA

シェイプ・オブ・ウォーターのTAKAのレビュー・感想・評価

3.8
バンコク映画館にて
アカデミー賞はスリービルボードかシェイプ オブ ウォーターかと言われている中で、まずは、こちらを見てきました。結論から言えば、絶対素晴らしい作品だと思います。ただ期待したほどには自分ははまらなかった。これが正直な感想です。もともとアカデミー作品賞とは相性が悪いっていうのもあるんですが、ララ・ランド見たときのような衝撃は感じませんでした。そういえばこの監督の前作クリムゾン・ピークを見終わった後の気分と似ているような。ただ1960年代の設定ということでセピア調に統一された画像は本当に素晴らしく画面の隅から隅まで完璧に計算されていることがわかります。ややドラマパートが弱いかなと思ったのですが、過剰な演出を抑えたことでダークファンタジーの作品が芸術作品に昇華したとも言えます。きっと見れば見るほどにこの作品の良さがわかるそんな作品だったような気がします。
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