シェイプ・オブ・ウォーターのまーしーのネタバレレビュー・内容・結末

『シェイプ　オブ　ウォーター』鑑賞。

少しネタバレありです。

タイトルから直訳すると「水の形状」。
何の事と思いきや、鑑賞すると納得がいきました。
ラブロマンスであり、サスペンスであり、ファンタジーであり、ミュージカルと水のように表情を様々に変えていく不思議な映画でした。

悪の組織から異端な生物を救出するというよくある図式ですが、そこにはスパイや権力にしがみつくものや国家間の対立を手塚アニメのようにわかりやすく描き、重ねるように「美女と野獣」の話をうまく差し込んでいます。揺らぐようで、優しく包み込まれる映画でした。
水が良い演出をしているのと、[you'll never know]の楽曲がうまく効いています。