声帯にハンデがあり、言葉を発することのできない掃除係の女性が、彼（謎の多い生命体）に自分そのものを見てもらえることで喜びを感じ、彼に惹かれ、政府の解体実験から逃れさせるために計画を実行。ゆっくりと流れる時間と映像美、緊迫感のあるシーンのバランスが絶妙で、ギレルモ・デル・トロ監督の世界観を大いに感じることができました。
言葉を発することができないイライザ、しかし心はあまりに豊かで、時に踊り出し、時に大胆な行動にでる。可愛く笑ったり、激しく人を叩いたり。イライザの行動というか存在が、『水の形』を表していたのかなと感じた。感じ方は人それぞれだから映画は面白いですよね(^^)
イライザ（サリー・ホーキンス）が、エイドリアン（タリア・シャイア）に激似だったので、同一人物かと思って時の流れを疑いました。そういう発見も映画の醍醐味（笑）
