ソムさんさんの映画レビュー・感想・評価

ソムさん

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ドリームプラン(2021年製作の映画)

4.5

テニス界女王ウィリアムズ姉妹と、その父の奮闘を描いた伝記映画。

どんな偉大な選手でも、苦悩や葛藤はあるし、挫折もある。ただ、それを恐れて一歩踏み出さない人生は、自分が求めたものなのか。見た人を奮い立
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幸せへのキセキ(2011年製作の映画)

4.2

妻を亡くした男が、家族との絆を取り戻すため、動物園を買う。そこで出会う仲間たちと、数々の問題に立ち向かい、成長していく物語。

何かを成し遂げたい時、20秒間だけ「勇気」を持とう。そのたった20秒間が
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.4

壮大な音楽、見事な演技、そして色彩豊かなビジュアルに圧倒される105分間。差別や偏見に向き合いながら、夢を追い求める仲間たちの心の葛藤と成長を描いています。

独自性と誇りを持ち、違いを受け入れる美し
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.4

亡き天才数学者の姉から託された天才児メアリーを、男手一つで7年間立派に育てたフランク。フランクは姉の「メアリーには、普通の生活をさせてあげたい」という考えを尊重するが、学校や祖母と意見が相違します。>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.5

障害者を揶揄する場面が多いにもかかわらず、思わず笑みがこぼれてしまうのは思いやりがその上をいってるから。

誰しもが悩みを抱えているが、その悩みを理解し、相手が望んだ形を表現しあえる関係って難しい。
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私がケーキを焼く理由(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

社交的でガサツなコリンと、内気でしっかり者のジェーン。真逆の2人が、お互いに足りないピースを、補い合いながら生活している。

ジェーンを社交的にするため、コリンは「バーに手作りケーキを持参して、男に声
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ミリオン・マイルズ・アウェイ 遠き宇宙への旅路(2023年製作の映画)

4.2

宇宙飛行士を夢見る、移民労働者の物語。生まれも育ちも関係なく、自分がどう在りたいかが大切なんですよね。

どんな夢でも、叶えるレシピは同じ。ゴールを決めて、ゴールまでの距離を把握して、ゴールに近づく方
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マイ・ブラザー(2009年製作の映画)

4.4

窮地に立たされた時、自分の良心に従って最善を尽くした者を、その場にいない何者も、批評する筋合いはないんですよね。後に残される問題は、自分自身とどう向き合うかなんだと思います。

死んだ方がどんなに楽か
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.3

湿地に暮らす孤独な少女が、殺人の容疑にかけられる。純粋で無垢な少女の運命と、真実はいかに。
人によって幸せの形は違う。また、幸せを手にすることは、失う恐怖と隣り合わせ。
人に生まれた以上、人との繋がり
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.3

「人間はね、1回こっきりしか生きられんのんよ」生き様と死に様について、いっぺん考えてみましょう。グロテスクなシーンもあるので、苦手な方は要注意です☺︎

ヒッチャー(1986年製作の映画)

4.1

善意を利用する悪意ほど、恐ろしいものはありません。善意を持った人間すら、悪意に満ちた人間に、変える危険があるからです。自助のためにも、防御力を鍛えましょう☺︎

キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

4.3

憎むことは、許すより簡単ですが、許すことでしか前に進めないんですよね。多くの人は、森だけ見て判断しがちですが、木を見ることが大切なんだと思います☺︎

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.4

ただの靴でも、誰かが履けば、意味が生まれる。ビジネスについて詳しくないですが、正しい行いは、自ずから利益を生むんだと思います☺︎

レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

4.3

立場が人を変えるんじゃなくて、人が立場を変えるんですよね。どんな時も、今の自分であることを決めているのは自分なんだと思います☺︎
#レジェンド&バタフライ
#プライムビデオ

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.1

キャストが豪華で、原作が伊坂幸太郎というだけで「観るっきゃない」と思い視聴。

テンポが良くて、エンタメ性が高く、ストーリーがシンプルでいて複雑。

監督はスタントマンの経歴を持つデヴィッド・リーチ。
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

4.2

知恵を絞ってお金を作っても、無くなるのはあっという間。生きているだけで、お金が減る世界だから、ある程度のお金は必要。だけど実際は、見栄や世間体に対して、多額のお金を払うケースが多い。
老後資金を問題視
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

4.1

時間が通貨となり、通貨がなくなれば、命を落とすという近未来。主人公は、その日暮らしで、なんとか生きていたが、ある人物と出会い、100年の時間を手にする。そして主人公は、ある計画を実行する。

時間につ
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

4.3

苦しみに、手を差し伸べる存在。そこから生まれるのは、愛や友情を超えた信頼。
信頼は、多少の事象では揺るがない。しかし「時間」は、それすらも蝕む…そして、人の心は、想像以上に脆い☺︎

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.4

死神ですら、孤独は怖い。

愛に触れた死神は、この世を去りがたくもなる。しかし、この世にも孤独は、当然のように存在し、痛みも伴う。

生きることが正義ではなく、死ぬことが全てではない。

何よりも大切
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.5

「余命は、2年です」と言われたら、何を大切にしますか?そのうちの1つを、紐解いたのが、この映画です☺

イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり(2019年製作の映画)

4.3

底知れぬ探究心を持つ科学者と、悲しい過去と共に誇りを持ち合わせた操縦士の2人が、気球に乗って世界最高高度を目指す。最後まで希望を捨てない勇気と、困難に立ち向かう勇姿に、釘付けの101分間。

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

4.1

ドラゴンボールファンの心を掴むシーンが、ちらほら散見されて、思わず微笑んでしまいました。幾つになっても、あの頃の記憶は、蘇るもんだと実感。

いつもメインとなる、悟空とベジータをあえて省き、その他のキ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.3

失った親友の息子を、超危険なミッション遂行のため、教官として起用されたマーヴェリック。様々な葛藤の中で、答えを見出し、行動する。

緊迫感のある映像と、パイロット達の熱量に、最後の最後まで釘付けだった
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インターンシップ(2013年製作の映画)

4.3

IT業界とは無縁の、腕時計の中堅営業マン2人が、Googleのインターンに挑戦。

どんな仕事にも、多様性は少なからず必要で、様々なカラーがあるから、カラフルな絵が描ける。自分のカラーを、いたずらに水
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

4.2

人は、今の幸せに、なかなか気づけません。慣れてしまう生物だから。

「生きている」と言うより「存在している」だけの人間も、少なくないのかも知れません。もちろん私自身も、例外ではありません。

今あるこ
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あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

4.5

人の価値観は様々で、我が子の幸せより、自分の幸せを優先することもある。

母親として子供を育てられず、殺めてしまう人もいる中、かつて関係を持った男に、子供を預けて逃げる行為は、善でなければ悪でもない。
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.5

炭鉱の町コールウッドに生まれた少年達が、ロケットへの夢を抱き、数多逆境を乗り越え、夢を現実に変えていく物語。

この作品は、物語の主人公ホーマー氏自らが、脚本に携わっている。そのため、リアリティーに特
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.2

サルー…自分の名前すら、正しく言えない、幼い子供が、故郷から遠く離れ、言葉も通じない環境に、突然ポッと放り出され、汚い人間から自らを守り、強く生き抜いた先に、幸福を感じる世界があった。

しかし、心に
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.1

大切な人を失った悲しみと、その瞬間の自分自身に対する失望。様々な思考が交差して、真実が霧に包まれる。その霧を払うために、もがいてもがいて、霧が晴れたと思ったら、思い描いたシナリオとは違い、絶望する。し>>続きを読む

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.2

普段「何か物足りない」と思って、生活している人は、多いのかも知れない。いくら便利なものでも、当たり前になってしまえば、ありがたみも薄れていく。この作品を見た後に、周りを見渡すと、異常なまでに「物」に溢>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.3

潜在意識からアイデアを盗み、または植えこむ。夢の中に侵入する事でそれを可能にするという世界観が芸術的で、その世界観を映像にして見る人に伝えることができるノーランをはじめ、携わったスタッフの方々は天才す>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.4

元宇宙飛行士のクーパーは、娘が発見した『メッセージ』から、NASAの秘密施設へたどり着く。そこで、人類を救うミッションを依頼される。

相対性理論などの難解な部分は、正直理解しきれてはいないが、登場人
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.1

マックスは、今まで助けられなかった人間への罪悪感から、自ら亡霊を作り出し、苦しんでいるように見える。そして、己の無力さを認識しているから、信頼できる仲間に頼ることができた。それこそが、本当の「人間とし>>続きを読む

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.2

過去の自分を、知る必要はない。今の自分が、どうあるべきかが大切なのだから。

人生において最善の選択をと考えるのはみんな同じ。でも、その1つ1つの選択で誰かが犠牲になる場合も、自分自身が犠牲になる場合
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.2

どの世界でも「普通」が求められる。なぜなら人は、自分の知らないものに、恐怖を抱く生き物だから。そして、法律という抑止力に潰されて、消えた後に英雄と称えられる。しかし、そんな結末を、誰も望まない。

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きっと、またあえる(2019年製作の映画)

4.3

生きていれば、様々な選択肢の中で、様々な試練がある。1つ1つのイベントに対して、いちいち反応している場合ではない。結果は「自分がどう生きたか」に集約される。成功や失敗に囚われて、生きることをやめること>>続きを読む

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