おりざ

アメリカン・アサシンのおりざのレビュー・感想・評価

アメリカン・アサシン(2017年製作の映画)
3.0
注目点
序盤のテロ描写が不謹慎レベルに丁寧だったところ。主人公に感情移入できた。
拷問がめちゃくちゃ痛そうだったところ。尺も長々ととっていたし、狂気的な迫力があった。スパイ物で拷問は定番だけど、大抵の目的はスリルの演出か、特に007ではセクシーさの演出だと思ってたから、意外だった。これはこれで見応えはあった。
最後の解決方法が意外と説得力ある描写だったところ。でも最終的には、あんなに軽い被害で済むのだろうかとも思った。
不満点
登場人物全員について、何を考えているのか分からなかった。主人公はひたすら怒りを原動力にしてるのはまあ理解できるけど、同期の訓練生は風景みたいにうろちょろしてるだけだし、工作員も世間話とか冗談とかを言わないし、淡々と場面が進むからみんな舞台装置のようだった。
主人公がロン毛なところ。アクション映画(特にスパイ物)は、男は風になびかないハゲか短髪、女は長髪にして風になびかせるのが様になる。
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