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ライオン・キングのmaiのレビュー・感想・評価

ライオン・キング(2019年製作の映画)
3.6
ライオンキング、今まで一回も見たことなかったのですが、かなりリアルで内容も面白かったです!

まずはCG技術凄すぎますね…3Dで見たのですが、毛並みのモフモフ感に自然の美しさ…現実世界と寸分も違わないとまでは言いませんが、かなりリアルでした。友達が虫の出てくるシーンでリアルすぎて気持ち悪い!と言うくらいには。笑

そして、ストーリーの分かりやすさ。
成長物語として完成されてます(ジャングル大帝?に似てると言われてはいますね…)。

2時間くらいある作品で、出てくるのはみな動物なのですが、のめり込んで見てしまいました。
動物をある意味擬人化して映画を作り出せてしまう…そんな技術って素晴らしいなと思いました。

3D吹替で観ましたが、思ったよりも悪くなかったかなという気がします。個人的に、シンバの演技から声から…終始ポンコツ感満載だったのが残念でした。彼の親友のイノシシ達は既にポンコツ的立ち位置なので、演技下手でも気にならないのですが、主人公が下手となると…。笑
どうして本職声優を使わないのかなぁと残念な気持ちになりました。俳優で演技が上手いのと、声優で演技が上手いのとは全く別物だなと再確認できた気がします。

途中途中で挟まる歌も、ディズニーの醍醐味のはずが上手・下手がハッキリと分かれてしまってて、微妙な感じになってしまってるものがいくつかありましたし…上手い人の歌は聞き惚れてしまいますが、無理にキャラクターとして歌おうとして失敗しちゃってるのを聴くと、途端に雰囲気が崩れてしまいますし…。

この映画に関しては、吹替だからこそ画面に集中できるというメリットもありつつ、やっぱり字幕の方が雰囲気は存分に味わえるのではないかな?という気がします。
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