ocho

ライオン・キングのochoのレビュー・感想・評価

ライオン・キング(2019年製作の映画)
5.0
〜ナショジオ的ライオン・キング〜

フルCGの超実写ライオンキング!
凄すぎてもはやナショジオとの声もありましたが、始まった瞬間から、これはヤバい…!
毛の表現とかが異常です、血管も浮き出てるし、たてがみも実際のライオンのようにちょっとまとまったりしていて、生活感も出しててナチュラルすぎる。水滴の表現も凄い…

途中から動物が人間の言葉しゃべってるの違和感…と思うほど、精巧です。
アニメだとディズニー特有の動きになりますが、動物の動きも違和感なく、プライドランドの美しい風景と相まってドキュメンタリーを見ているようでした。

ムファサ王が死んでしまうところも、本物の動物が死んでしまったかのようで、余計に悲しくなりました

音楽も素敵で、
オリジナルからのエルトンジョン
ファレルウィリアムズ
そして、ビヨンセの伸びやかな歌声。

ビヨンセはシンバの幼なじみ、ナラが大人になった時の声なのですが、これまた女帝のような風格で、カッコいい!!!ライオンが合いすぎます。

シンバがまだ生きているという知らせとして、
立派になったシンバのたてがみが流れ流れて、運ばれてという描かれ方なのですが、
食物連鎖としての関係だけでない、サークルオブライフを繊細に、かなりこだわって作ってあったように思いました。

ストーリー知っていてもその映像美に圧巻され、何度も見たくなる作品。
ocho

ocho