このレビューはネタバレを含みます
「俺たちは互いのために音を奏でる」と言いながら、皆部屋の隅でヒザを抱えるような孤独な時があるから彼らの音楽に共感し、愛されてきたんじゃないかと思う。
Queenのことはほとんど知らないと思っていたけど聴いていると知っている曲が結構あって、これQueenの曲だったのかと何度も衝撃を受けた。
改めてQueenの曲を聴きたくなったし、Queenのライブとか行ってみたかったなあ……
それでもこの映画を通してQueenに触れることが出来て感謝しかない。
お父さんとのハグはめちゃくちゃ感動した。
お父さんに逆らいたいわけでもお父さんのことが嫌いなわけでも無かった。ただお父さんの思い描く息子の生き方と、フレディがしたいことが違っただけで、お父さんの言葉はちゃんと聞いてたしそれを自分の好きな音楽で成し遂げているのが本当にすごい。
Live Aidでは、フレディの事情を知った上で聞くBohemian rhapsodyは悲しくてかなりきつかった。
「生きるために感覚を麻痺させることもあるよ」
「腐ったと気付く瞬間がある」