ハリ

ボヘミアン・ラプソディのハリのネタバレレビュー・内容・結末

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ロックバンドQUEENのボーカルであるフレディマーキュリーの栄光から挫折、再復活を描いた作品。

自分の生い立ちのコンプレックスや性的マイノリティの問題。自分自身の抱える問題がQUEENの躍進と反比例して浮き彫りになっていく様を描いている。

自分に取って本当に大切な物や必要な物を追い求めた結果自分自身を無くし、一方的にQUEENの活動休止やソロ活動、メンバーとの確執で一度は全てを失うが、元婚約者のメアリーからの助言で我に帰る。世界規模のチャリティーライブであるライブエイドをきっかけにQUEENの再出発が始まる。 

他人とは違う自分自身にもがき苦しみ、仲間との確執、信じられる存在という精神的支柱が無いフレディマーキュリーの葛藤を描いている作品であるがストーリーは非常に凡庸なイメージ。
挫折から立ち直る道筋はとても熱く最高潮なラストだった。
個人的評価:良作
ハリ

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