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ボヘミアン・ラプソディの餃子のレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
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魂の映画に出会えた。これは人生の映画になるだろう。
映画を見た。いい意味で長く濃密な映画を見た。もう魂が震えてため息が止まらない。今私はとても興奮している……!!!

フレディに音楽があってよかった。
彼が生きた、魂の音楽を聴くことができて私はうれしい。
もうずっとフレディが魂で歌い叫ぶもんだから、打ちひしがれて涙が出てしまう。こんな涙は初めてだ。
はぁ、もう言いたいことが多すぎてまとまらないな。
今や娯楽が増えて色んな趣味の一つとして音楽って存在するけども、フレディにとって音楽は人生で、魂だった。
仕事じゃないんだよ、魂をつづって歌ってるんだよ叫んでるんだよ。そんなん響かないわけがないだろう!!!!!!
フレディが自分のセクシャリティを自覚し始めた頃、メアリーが「あなたはゲイよ」と伝えて離れる勇気、愛している相手に対し自分が相容れないことを悟って離れる勇気、私にはこれほどの愛と覚悟を知らない。
メアリーと離れて、周りが家族との生活を始めてる中の、フレディの孤独。酒タバコドラッグによって保たれた人間って一定数いるんだろうな。
目を覚まさせる存在はいつでもメアリー。
なんとな〜く恋愛至上主義な世の中であるけど、そうじゃなくてさ、家族でも恋人でもない、ただ、ただ大切な人。それ以上でも以下でもない大切な人ってあるじゃないですか。まじでフレディとメアリーってそれなんだよな。2人は運命。

綺麗な言葉なんて並べてらんねぇっす。
とにかく魂の映画です。フレディの叫びをみんな浴びてください。映画を見てからの楽曲の響き方が全然違う。
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