しんどかったーーーーーーー
まーーーーーじでしんどかった。
子どもにお父さんってもしかして…って静かに悟られ気を遣われることって、親にとって想像以上に残酷なんだろうな。
父親との久しぶりの夏休み、受付もまともにいないホテル、周りの若者が持ってる飲み放題の黄色いタグ、食い逃げで楽しむディナー、同い年の子に出して貰ってやるバイクゲーム、空を飛ぶパラグライダー、シーシャ。
どれも少しずつ少しずつ、でかいと思っていた父親の背中を削られていくようで。
真っ暗な海に歩いて行くシーン、怖かった。ただ波の音だけが流れる時間、どうかと願ってしまった。
父親も母親も子どもの頃の自分にとっては偉大で大きくて、自分より物知りで世界を知っていてなんでも聞くと教えてくれるような存在。
そんな存在が小さく見えてしまう時、親として自分を保てるのだろうか。
残酷な映画を見ました。
それでも時は巡るし、家族を紡ぐんだよ人は。あの夏休み忘れないだろうな
