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ボヘミアン・ラプソディのkeitoesのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.3
IMAX版を鑑賞。

昨日、知人にこの映画のプレミアに誘われたんだけど、断ってしまった。そのくらいの期待感だった。

だけど観てみると、とてもとてもとても素晴らしかった!
時間を巻き戻せるなら、知人にYESと言う。

断った理由はクイーンが偉大過ぎて、誰かがフレディ・マーキュリーを演じることに少し違和感を持っていたから。
例えば、ジョン・レノンを誰かが演じるとなったら身構えてしまうのと同じ。

だから、どちらかと言うとネガティブな印象を持ってしまっていたのだけれど、でもやっぱり観たい。

結局、観に行っちゃったんだけど。
でも本当に観てよかった映画だ。

どの曲を聴いてもすぐ分かって、テンションがあがるのはビートルズとマイケル・ジャクソンとクイーンくらい?

制作秘話とまでは行かないけれど、どうやって名曲たちが生まれたのかを映像として観ることができるのが、本当に楽しい。

違和感を感じていたラミ・マレックのフレディも、動いているところ見ると受け入れられ、短髪になり髭を蓄えた辺りから本人感MAX。

最後のライヴエイドのシーンでの再現度が本当に高過ぎて、震えた。
映画のあとYouTubeでライブ映像を見たら、ほぼほぼ一緒。

ラミ・マレックへ。
違和感を持ってごめんなさい。
本当に本当に素晴らしい演技でした。
素晴らしい時間をありがとう。

ロジャー・テイラー役のベン・ハーディも凄く似ていて、それでいてとても美しカッコ良かった。

本当に最後のライヴエイドのシーンは、それを観るためだけに映画館に行く価値があるレベル。

クイーンについて映画化され、クライマックスでレディオ・ガガを歌い、そして、その1ヶ月後レディー・ガガが主役を演じる映画が公開されるのが、何だかとんでもないことが起こっている。世紀末みたい。平成が終わるから?アメリカじゃ関係ないか。

ちなみに20世紀FOXファンファーレもクイーンアレンジバージョンで流れるので、決して遅れることなかれ。

あと本当、どの曲でも自然と涙が流れる傾向にあると思うので、ハンカチ必須かも。

終わり方が最高で、あそこで終わってるのが凄く良かった。
監督、さすがだなって思った。

そしたら監督はブライアン・シンガーだった、驚き。
ねこはかわいい。

多分、何回も観たくなる。また、行こう。
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