伝説のロックバンド、Queen(クイーン)を描いた伝記映画。
いやもうこれは、ライブ映画ですね。
IMAXで観ました!
最高でした!
誰もが知っている名曲ができた過程、それが歌われる度に、テンションあがります。良い音響で観れる映画館をオススメします!
フレディ・マーキュリーの生き様に震えます。
そして、Queenのパフォーマンス力。
観客と一体になって音を作っていく過程。みんなが笑顔になるんですよね。その笑顔を一人一人映し出します。これぞ、人を動かすパフォーマンス。
ラストのチャリティーイベント「ライヴ・エイド」の20分間は圧巻の一言。映画を観終わったあと、すぐにYoutubeで探して観ましたよ。なにこれ。ラミ・マレックのフレディ・マーキュリーの完コピ具合に圧倒されます。生で観た人に勝るものはないかと思いますが、それでもここまで再現できるのは映画ならではですし、とても感動しました。
「ライヴ・エイド」の1985年なので、30年以上前のことですが、当時を知る人はさらに胸アツですよね。
ラストにフレディが父親に言ったセリフ。
good thoughts,(善き考え、)
good words,(善き言葉、)
good deeds(善き行い)
が心に染みます。フレディは、自分が何者であるかを考え、それを歌詞にして、たくさんの人の前で歌ってきました。悩み苦しんだ過程があるから、人の心を動かします。
メアリーとの関係もいいですよね。
この映画は、"家族"を描いた映画でもあります。
こういうバンドって、ボーカルの力が全てになりそうですが、「We Will Rock You」を作曲したのはブライアンで、「Radio Ga Ga」は、ロジャーが作ったんですよね。Queenというバンドは、4人揃ってこそだと分かります。
フレディがエイズをメンバーに告白するシーン良いですよね。
「俺は悲劇の主人公じゃない。自分が何者かは、俺が決める。」
カッコ良すぎ。
Queenに詳しい人の感想を見ると、史実と違うところあるようです。あと、ドラマが少し「?」な部分もあったりもするのですが、それでも、キャスト、ライブ映像が100点満点なので、気になりません。
当分、Spotifyの「Queen楽曲総選挙」リピートします。