Ryohei

ボヘミアン・ラプソディのRyoheiのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.7
フレディが亡くなるまでの12年間パーソナル・アシスタントを務めたピーター・フリーストーンが語っていることがこの映画の全てを物語っていると思う。

「後ろにあるアンプやペダル、それに煙草の吸い殻や灰皿、コークのカップまでの細部に至るまですべてそのままだった。」
「あれはデジャヴだった。初めてセットを見た時は信じられなかった。壁のはげかけたペンキや水道管のさびに至るまで。鳥肌が立つような経験だった。」

ライヴ・エイドのパフォーマンスシーンは、実は全6曲フルバージョンを撮っていて、それも、全曲を通しで撮ったのだそう。

セットや衣装の再現も半端なくこだわってたみたいなので、現場の1発撮りを目撃した人の気持ちを考えるとマジで鳥肌が止まらない。

とにかく音のいい劇場で見るべき。
観客の細かい熱気がヤバイぐらい伝わる。
というか冒頭5分で、あっ見てよかったと思って、時間が経つうちに2000円で見せてもらって申し訳ない気持ちになった。
一緒に歌って盛り上がれる応援上映もあるみたいなので興味ありです。
観客は本当に歌ってるんだろうか?笑

ライヴ・エイドのフルバージョンは近いうちに公開されるようなので、楽しみに待ってます!


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ライブ・エイド、ノーカットバージョンを鑑賞。
非常に良かったが、アングルのレパートリーは映画に使われるシーンより少なめ。
CGは手を抜かずやっていたが、音は追加部分だけ生っぽい感じで少し中途半端だった。
映画を通しで見た時にライブシーンが間延びしてる感も否めないので、オリジナルの編集版の方が映画としては気持ちが盛り上がって良かったです。
でも、ノーカットで撮っていたという意気込みが最高に愛を感じるのでgoodです!
Ryohei

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