この映画、評論家には低く一般には大ヒットした。
それは凄くわかる。クィーンの史実とは異なったり描きかたが甘かったりする。
フレディマーキュリーがあまりにもアッサリ売れるのと奥さんを口説き落とせてるのと、自身をゲイと自覚するあたりは浅い描き方だ。
なのに何故だろう。QueenのLive aid のyoutube画像をここ1週間で3回は見てるし頭の奥に常にQueenの音楽が鳴り続けている。
気づいた事がある。映画製作者はQueenの音楽に最大限の敬意を払い、自らのエゴやクリエイティビティを引っ込めその音楽の力に委ねたのだと。
多様性とそれに伴う苦悩を跳ね返すパワー。没後20年後も受け入れられるのは素晴らしい。レジェンドだ。