しゅん

ボヘミアン・ラプソディのしゅんのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
3.0
二回目 2019.2.5
冒頭が手から始まるのは何故だろう?
エイズを告げる時の大聖堂っぽいスタジオのエコーのかかり方がよい。あとライヴエイドの曲はストーリー全体に繋がるように短縮してるのは偉いと思いました(二回目ではじめて泣きました)。''No time for losers"のとこであいつのカットは入れなくていいとは思うけど。


一回目 movixさいたま
あまりに微妙なカットのつなぎ方(風景ショットからタバコポイ捨てに移るときの淡白さすごくないですか?)。強く単純化されたパーソナリティとストーリー。さすがに無視しすぎな史実。あらゆる難点を作り出すことでクイーンの音楽とフレディ・マーキュリーのパフォーマンスを「スイカに塩」の具合で賞賛する、どうにも困った映画。ライヴエイドのシーンはやたら巧みにできてるのがなんとも憎い。

フレディ・マーキュリーは多文化主義とポピュリズムを両立した稀有な存在であり、今とても興味深い人なので、こういう映画が作られること自体の意味は考えたくなる。

ブライアン・メイ(グヴィリム・リー)とジョン・ディーコン(ジョゼフ・マゼロ)の表情が良かったです。
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