りなこ

ボヘミアン・ラプソディのりなこのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
4.3
音楽の力って、
ライブの力って、やっぱりすごい!
何万人もが一堂に集まって、
暗記している歌詞を口ずさんで、
手や足も使って、楽しむ。

クズと一緒にいちゃダメ。
間違ったら謝る。
家族(本当の家族も自分でつくる家族も)
と友人を大事にする。
批評家と大衆の感覚は違う。

この映画を見ていろんな感情が湧きましたけど、
1番は「音楽って最高」って強く思います。
ラスト約20分のライブエイドの映像、
愛とパワーと喜びが詰まっていました!


なかなかやりたい音楽は理解されない。
家族もよく思ってないし、
ゲイだし、ほんとは孤独なスター。

簡単にするとこんな内容ですけど、
フレディの才能が大きすぎて
壮大な物語になるから“伝説”なんだな。

メアリーの
「私やバンドがいて十分じゃない。
愛されてるわよ。
でもあいつらと一緒にいたらダメ」
的なセリフがかっこよかったー。
フレディの目を覚まさせてくれてありがとうー。

パパからのハグは泣けたなあ。


音楽はもちろん最高なんだけれど、
私の好きなSomebody to loveから始まったので100点(笑)
この映画全体とフレディを象徴するような曲。

メンバーは全員似すぎだし、
70's〜80'sのファッションがかわいいし、
フレディの日本びいきだった部分もかなら表現されていて(部屋着がキモノなど)、
映像もかわいいー♡

私の生まれた1991年に亡くなったフレディ。
ゲイじゃなかったらもっと長生きできたのかな。
とも思うけどゲイじゃなかったらQueenは有名になってないだろうなー。

ちょっと残念なのは、
ライブエイドという圧巻のラストで
披露される曲の裏側がわからないこと。
そしてファンの感情があまりわからないこと。
当時の人々はどう思ってたのかな?
やっぱりソロよりグループが見たい!
って思ってたんだろうか?
そんな気持ちが少しでも見えたらよかったです。
3時間にしてもいいからもうちょい見たかった。


adidasのスニーカーほしくなるなー👟
りなこ

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