ボヘミアン・ラプソディのりょすうけのネタバレレビュー・内容・結末

Queen、フレディマーキュリーの生涯を2時間でまとめた映画。
地位や金を手に入れたフレディは、一見何もかも手に入れたように感じるが、自分が同性愛であることを隠しながら生きたり、偽り続けていくことに孤独を感じる。そう。伝説のチャンピオンもひとりの人間だったのだ。

そんな生活を変えるのは、ありのままの自分をさらけ出すこと。そして、仲間や家族、恋人の存在であった。
初めは、どうしてこの部分だけ取り上げるのだろう？と疑問に思ったところばかりだったが、終盤での「ライブエイド」のシーンで歌われる曲をなぞっていたことがわかった時、パフォーマンスと同時に、作品の構成に感動した。圧巻だった。
題名通りのありのままに生きる人の叙情詩。
まさしくボヘミアンラプソディーだった。