このレビューはネタバレを含みます
北欧系ミステリー、わりと好きなんですが、わたしにはちょっと難しくて、他の方のレビューを読んで納得。
ちなみに、主人公はジャケットより何倍も可愛いです。
自分の力に気づいた主人公が、「キャリー」のような事態を巻き起こすのかと思いきや…
縛るものがなくなり、青春を謳歌できるようになり、ハッピーエンド?だったようですね。
まぁお父さんには負の力を使ってしまいましたが…
お父さんも悪気があったわけじゃなく、愛情より恐怖が勝ってしまったのだろうな。
北欧の寒さや大自然を活かした、静寂で不気味な雰囲気が、クライマックスの主人公の気持ちに合わせ、生命の力や生きる喜びを感じさせるような明るいイメージに変わった瞬間が、わたしの好きです。