上の句、下の句と続いて『ちはやふる―結び』です。
前作、前々作と続いて今回で最後。
原作を読んでるというのもあると思いますが、上の句下の句とも抑えるとこ抑えて感動的な瞬間を作り出して好印象。
今回はDVDで鑑賞した前作前々作とは違い劇場鑑賞という事もあり、最も集中してみる事が出来、最も感動した作品となりました。
◆ストーリー
千早（#広瀬すず ）ら三年にとっての最後の全国大会に向かう瑞沢高校競技かるた部から、キャプテンの太一（#野村周平 ）が離脱する事となった。その頃福井に住む新（#新田真剣祐 ）は全国大会で千早達の瑞沢高校競技かるた部と対戦する事を目標にはかるた部の無い藤岡東高校に競技かるた部を作る。
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この映画シリーズの良い点は、原作が長くて色々な展開、エピソードがある中で、兎に角競技かるた部の仲間同士の絆、友情を中心とした青春物語に仕上げた点かと思います。
原作では、小学生時代の千早、太一、新の出会いと別れが特に印象的で、この三角関係が全体を包括している所がありますが、映画作品、特にこの「結び」ではそれが添え物のようにあるだけで、全体的にバランスの良いものとなっています （全体として見れば漫画でもそうだと思いますが、長期連載の漫画という事でどれも丁寧に描く事が出来ます） 。
ここで名前を挙げてる皆さん好演しており、原作ファンの期待を裏切らない映画です。
軽いタッチのスポ根ものが好きな方にもおススメ。
