こばまさ

ニュー・ミュータントのこばまさのレビュー・感想・評価

ニュー・ミュータント(2020年製作の映画)
3.3
X-MENシリーズ13作目、スピンオフ。
これにて、地味に長かったマラソンも終わりとなります。
ただ、今回すっ飛ばした『デッドプール』の2作はそのうち観直すかな…
てか、コレはどういう立ち位置の作品?
それでは、勢いだけでいってみよう。


-突然発生した竜巻によって町が襲われ、なんとか生き残ったダニー(ブルー・ハント)は、ある病院で目を覚ます。
そこは、自分たちの能力を制御できない若いミュータント達が共同生活を送っている施設だった。
医師のセリシア(アリシー・ブラガ)による指導を受けながら、彼女たち5人はそれぞれに抱えた過去のトラウマと向き合っていく-

“もはやSFではなくファンタジー”


全員新顔。もはや別物。
一応、ある組織を匂わす演出があるけど、いつの時代なのか全く分からん。
ただ、個人的にはこの若者5人のキャスティングとキャラクターは大変好み。

・ダニー(ブルー・ハント)
まだ自らの能力に気付いていない女の子

・イリアナ(アニャ・テイラー=ジョイ)
可愛くてカッコいい戦士タイプの問題児

・レイン(メイジー・ウィリアムズ)
オオカミ?に変身出来る優しい女の子

・サム(チャーリー・ヒートン)
高速飛行できるイケメン

・ロベルト(ヘンリー・ザーガ)
体内で太陽エネルギーを操るマッチョ


当時の若手注目俳優が沢山出てるみたいだけど、結局はアニャの1人勝ち。
その滲み出るオーラ、そのファッション、そのスタイルと可愛さとクールさ、どれをとっても優勝!

いやでも、ほんと5人ともキャラが立ってたし、そこに関しては観てて面白かった。
若者ならではの葛藤や、軽めのLGBTQなど、それぞれが抱える問題を踏まえつつ、まだ見ぬ大きな組織に飲み込まれそうになる5人。

本作はジャンルが青春ホラーという事で、怖くはないものの描写的には好きなシーンも結構あったし、全体的には楽しめたけど、クライマックスがハリーポッターみたい…(観た事ないけどイメージね

この5人がX-MENとして活躍しているシーン(特にアニャ)も観てみたいし、上手いこと繋げてほしい。


とにもかくにも、山あり谷ありのX-MENシリーズでしたが、観て良かったよ。

7月公開予定の『デッドプール&ウルヴァリン』を観に行くかまだ分かんないけど、だいぶ興味は湧いてきた。

ありがとう!X-MEN!

おわり。
こばまさ

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