19年続いたX-MENシリーズ、ひとまず最終章。
シンプルに言えば三つ巴戦を経ての世代交代。
暴走するジーン
殺して止めようとするエリック
それを阻止しようとするチャールズ。
2つめの時系列≒リブートにして別の形のジーンのエンディングストーリー。
三つ巴のきっかけとなるミスティーク/レイヴン。レイヴンファンとしてあの扱いは無いな。
(2つめの時系列の)X-MEN第1期として唯一残ったハンクとレイヴン。世代交代を理由に、、、そして三つ巴戦のきっかけにさせられた感が否めない。
映像としても "間" がなく淡々と進むストーリーに薄っぺらさを感じた。
1作目から語られてきた人間からの差別や偏見。それを経て共存を目指したX-MEN。
ミュータントの強さは能力ではなく差別や偏見に負けない精神力、人の痛みが分かる豊かな感情。
そういったX-MENの大事な内面部分について、最終章では一言二言薄っぺらく語るだけでありストーリーでもそんな深いメッセージは受け取れなかった。
1作目に繋がる(チェス)エンディング?あんな安っっっい演出で感動させられるほど "感情豊か" じゃないわ笑
X-MENファンとして、虚しいって感情が残った。悲しいより虚しい。
今作が最終作/世代交代になるのは事業統合が理由ではないと言ってはいるけど、それが真実なら、それはそれでセンスのない締めくくり方だった笑
今後のリブート/展開もまぁまぁ楽しみなんだけけれども…