NY0911

X-MEN:ダーク・フェニックスのNY0911のネタバレレビュー・内容・結末

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

原作を知らない映画のみの人がみると、正直あんまり納得できないラストなのではないかなと思った



下記めっちゃネタバレしますので、未観賞の人は本当に観ないでください



まず楽しみにしていたのに残念だった点をいくつか

オープニングタームがいつものエックスメンのテーマ曲が流れずにはじまる
この時点でいつものワクワク感がなくなる

クイックシルバーのシーンが無音
これもFP、アポカリプスとこのシリーズで唯一といっていいほど楽しめるシーンが、無音でまったくコミカルに描かれなかったことはこれまでのシリーズを考えても今回の作品のテイストなのかもしれないけど🤦‍♂️って感じ

さらっとミスティークが死に
それだけならいいのだが、さらっとよくわからない地球外生命体登場、ちょっとした説明したものの、目的もどうしたいのかも、もやっとしたまま話がすすむ

エックスメンもミュータント同士が闘うシーンはワクワク感があるが、後半の謎の胃星人と闘うシーンは各キャラの見せ場にしつつもどうやったら倒せる相手なのかもよくわからないから、とりあえず走ってる列車からひきづり下ろせば勝ち確!みたいなのもちょっとワクワク感とは欠けるかな

全体的に誰かに感情移入がしにくく、みんな短絡的にその時の感情のままに行動する、ハンクとチャールズの口論のシーンでの最後のチャールズの顔は本当に子供が拗ねたような顔をしていてなんだ、こいつはと思わずにはいられなかった

エリックもころころ変わって、一貫してジーンを護りたかったのはスコットだけだったように思う
ファイナルディシジョンでは俳優の他の作品出演の為に早々に退場し、いつもなんだかよくわからないけどたまにオプティックブラスト打ってるだけの彼が、今作ではそこそこ活躍の場があり、スコットのファンとして少し嬉しかった

全体的に前回もだけど、風呂敷ひろげすぎて回収出来ずに、勢いで終わるみたいな作品だった

良かった点を
ダズラーが出てきた
前回のカットされたシーンでダズラーのレコードをサイクロプスがジーンに見せるシーンがあるんだけど、その伏線回収なのか、森でのパーティーシーンでダズラーが登場した
これは嬉しいサプライズだった
逆に一作目から前作までこれでもかってくらい、脇に登場し続けたジュビリーは今回は一切陰も形もなかった
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