Elijah

X-MEN:ダーク・フェニックスのElijahのレビュー・感想・評価

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)
4.8
2019年上半期劇場鑑賞を締め括る作品。
正に『X-WOMEN』的な女性を軸にした物語で、根底に描かれる題材も普遍的なものだった。
ラストシーンがそのままシリーズ第1作目のラストシーンへのオマージュに思えて感慨深くもあり。
エンドロール後の映像も一切なく、本当にFOX版『X-MEN』が完結したことを実感する。
マイノリティを描いた物語でもあるので、冒頭でチャールズが幼少のジーンに語る台詞がこのシリーズが伝えるべき最大のメッセージであることを端的に表していたと思う。
世間での評判が芳しくなかろうと、興行的に不振だろうと、自分は誰が何と言おうとこの最後を飾る作品が好きだ。
“第一世代”組のマカヴォイくん、ミヒャエル、ジェン、ニック…長い間ほんとにお疲れ様でした&ありがとう!
唯一、不自然に思えたのは途中から一切登場しなくなったクイックシルバーの存在(再撮影で結末が変わった影響なのだろうか)。
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